Down症候群とその要点

春巻春巻

記念すべき第一回目のブログです。この記事では国家試験に頻出のDown症候群について書いていきます。

 

 

Down症候群の概要

Down症候群は常染色体のうち21番染色体が通常2本のところが3本になって産まれる症候群です。

1000人に一人いるので身近な症候群と言えます。

身近な症候群なので、歯科医師国家試験的には最重要です。というわけでDown症候群の特徴を以下にまとめてみました。

  • ⾼⼝蓋
  • 精神遅滞→ブラッシング足りない
  • 巨⾆(舌の筋の弛緩)→開咬→口腔乾燥症
  • 溝状舌
  • 上顎劣成⾧だから→反対咬合、⾼⼝蓋、
  • ⻭の先天⽋如だから→乳歯の晩期残存
  • 歯の形態異常(矮⼩⻭、円錐⻭、短根⻭)
  • 白血病に罹患しやすい、免疫力の低下、開咬と口腔乾燥、ブラッシング足りないから→⻭周病罹患性
  • 環軸椎不安定症(歯突起の低形成)→ヘッドレストを倒しすぎない
  • 低身長(歯、軸椎の歯突起、伸長全て小さいと覚えても良いかもしれません。)
  • 心疾患(心室中隔欠損症など)→感染性心内膜炎防止でアモキシシリン投与
  • 難聴、多指症、点頭てんかん
  • 眼症状(と目の近くの症状)→白内障、目の屈折異常、眼裂斜上(いわゆる吊眼)
  • 優しい性格
  • 日本では1000人に一人

以上のような感じで覚えてはいかがでしょうか。

練習問題

ダウン症の患児に起こりやすいことはどれか1つ選べ。
a 動脈管開存症
b 乳歯の早期萌出
c 末梢性顔面神経麻痺
d 大泉門の早期閉鎖
e Alzheimer型認知症
正答 a 動脈管開存症 
ダウン症候群の患児には胎児のみにある動脈管が出生後も残ることがある。心室中隔欠損と同じくダウン症候群に併発しやすい心疾患の一つである。
Alzheimer型認知症はダウン症候群には起こりやすいが小児期には起こらない。