子供の歯磨きの悩みを解決しよう(小児歯科)
春巻春巻

この記事では子供の歯磨きについて世間のお父様、お母様が悩んでいるであろうことについて、一つ一つ医学的な知識に基づいて解説していきます。

この記事の目次

歯磨きはいつから行えばいいですか。

歯が生えたときから磨くことをおすすめします。

歯磨きは一日何回必要ですか。

歯磨きはできる限り三食の食事及び間食の直後に行うことが望ましいですが、特に必要なのは夕食後です。就寝時は唾液の分泌が低下するため、この間は唾液による洗浄作用、抗菌作用が低下します。従って、寝る前に食べ物の残りや、歯垢を口の中に残さないことが重要です。

朝起きた時、ご飯を食べる前に歯磨きをしたほうがいいですか。ご飯の後に歯磨きをしたほうがいいですか。

食べる前と食べた後の両方でするのが一番効果は高いですが、どちらか一方を選ぶならご飯を食べた後に磨いたほうが効果的です。その方が口の中に食べかすが残らず、虫歯の原因菌が酸を作りにくくなる環境を作れるからです。

仕上げ磨きはいつすればいいのですか。

お子さんが磨いた後に行ってください。

歯磨きはいつから使ったらいいですか。

歯の萌出直後から有効です。

歯磨きは一日何分やればいいですか。

何分磨いたかよりも、全ての歯を磨いたかどうかが重要です。

食後30分は歯が削れやすいと聞いたが、歯磨きしたらだめですか。

削れやすいというよりは虫歯の原因菌が出す酸によって溶けやすい状態になります。食後30分は特に歯が溶けやすい状態にあるので、その原因である食べかすと虫歯の原因菌を口の中から除去することをおすすめします。なので、食後すぐに磨くことをお勧めします。

仕上げ磨きは泣いてもやらなくてはだめですか。

やったほうが確実に虫歯は抑制できます。

歯ブラシを噛んですぐダメになるのですが、どうしたらいいですか。

分かるようになるまでは、一人で磨かせずに、仕上げ磨きをよくやってあげましょう。

歯磨きを自分でしたがるので、子供一人に歯磨きを任せてもいいですか。

仕上げ磨きをやったほうが確実に虫歯は抑制できます。

どうしたら歯磨きの習慣が付きますか。

毎日定時にやることを習慣づけると良いでしょう。

歯磨剤はいつから使ったらいいですか。

歯の萌出直後から使いましょう。

歯磨剤を間違って飲んでも大丈夫ですか。

日常で使う量では誤飲しても問題ありません。

子供に大人の歯磨剤を使わせてもいいですか。

できれば子供用の歯磨き粉を使ってください。大人用では虫歯の予防成分であるフッ化物が子供にとっては濃い濃度で入っているものもあり、副作用で歯に白い斑点ができる可能性が有ります。

デンタルフロス(糸ようじ)を使うと「すきっ歯」になるというのは本当ですか。

なる可能性は極めて低いと考えられます。一日数時間もデンタルフロスを使えば矯正をしているのと同じ効果が有るため歯が動きますが、常識的な範囲内での使用なら歯が動くことはありません。

電動歯ブラシは使用してもいいですか。

歯ブラシを動かして歯垢を取る必要がなく、清掃の効率も高いものもあるとされているが、小児に使用する際は歯ブラシが重く感じることや、歯ブラシの振動が反対の顎の歯に伝わり不快に感じることがあるので、注意が必要です。

一番奥に生えてきた大人の歯を虫歯にしないようにするのはどうしたらいいですか。

フッ化物の塗布が一番有効ですが、シーラント、甘味摂取のコントロール、プラークのコントロールと組み合わせることにより更に効果が高まります。

歯磨きしているのになぜ虫歯になるのですか。

虫歯になる原因は食べる砂糖の量、口の中の細菌の量・性質、歯がどれくらい溶けやすいかの3つの要素で決まりますが、歯磨きは細菌の量を減らし、フッ素配合の歯磨き粉は歯が溶けにくいようにしているので3つの要素のうちの2つにアプローチしていることになります。

なので、砂糖の摂取量を減らせば虫歯になるリスクが減らせると考えられます。

歯に良い食べ物はありますか。

砂糖(スクロース)の代わりに虫歯を誘発する可能性の低い、または含まない代用の糖分を使用する方法があります。アスパルテームやソルビトール、キシリトール、パラチノースなどがあります。しかし、砂糖(スクロース)は重要なエネルギー源であり成長のためには不可欠ですので、代用糖の使用は補助的なものにとどめておくのが良いでしょう。

また、フッ素が配合された飲料品が販売されているので、それを飲むことでフッ素を適度に歯にとりいれることができて、歯を丈夫にすることもできます。

1歳児におやつは必要ですか。

必ずしも必要とは言えませんが、小児にとって間食は三食では摂取しきれない栄養素の捕食としての側面も有るため、間食を全くとってはいけないということはありません。ただし、間食後も三食の後と同じように歯を磨くことをおすすめします。

野菜ジュースは虫歯になりますか。

野菜ジュースにも大量に砂糖は含まれているので、虫歯になるリスクは果物のジュースとほぼ同じように有ります。

甘いお菓子、ジュースが大好きですが、虫歯になるから食べさせないほうがいいですか。

小児にとって間食は三食では摂取しきれない栄養素の捕食としての側面も有るため、間食を全くとってはいけないということはありません。ただし、間食後も三食の後と同じように歯を磨くことをおすすめします。

甘くない食べ物でも虫歯になりますか。

なります。炭水化物は唾液で糖分になり、その糖分は虫歯の原因菌によって分解されて歯を溶かす酸になるので、甘くない食べ物でも虫歯になると言えます。

虫歯にならないおやつの与え方はありますか。

砂糖(スクロース)の代わりに虫歯を誘発する可能性の低い、または含まない代用の糖分を使用する方法があります。アスパルテームやソルビトール、キシリトール、パラチノースなどがあります。しかし、砂糖(スクロース)は重要なエネルギー源であり成長のためには不可欠ですので、代用糖の使用は補助的なものにとどめておくのが良いでしょう。