ブラキシズムについて解説(歯周病、口腔外科)

ブラキシズムとは?

ブラキシズムとは昼間の無意識下や夜間の睡眠中に起こる咀嚼筋の異常な
緊張の結果として起こる「歯ぎしり」や「くいしばり」のことである。ブラキシズムは、
歯の破折の原因や顎関節症、歯周組織を破壊して歯周病を重度に増悪させる要因
となることから、近年、医学的に重要視されている。

ブラキシズムの分類

グライディング grinding
クレンチング clenching
タッピング tapping

この3種類があります。

グライディング grinding

いわゆる歯ぎしりのこと。口腔内に食物が存在しない状態で、上下顎の歯をつよくこすりあわせる状態。

クレンチング clenching

いわゆる食いしばりのこと。食物が存在しない状態で上下の歯を接触させて強く噛みしめる状態

タッピング tapping

口腔内に食物が存在しない状態で、かちかちと何度も連続的に歯を噛み合わせる運動

ブラキシズムの要因

局所的要因
歯列内に高合意の高い歯冠補綴物が装着
歯の位置異常による咬頭干渉

中枢的要因
咀嚼筋の緊張を起こす中枢神経のパターンが定着
精神的ストレスや肉体疲労

ブラキシズムの診査・診断

1. 本人の自覚症状
2. 口腔外の診査
3. 咬合状態・動揺度
4. 打診痛
5. 咬耗
6. 舌・頬粘膜の圧痕
7. 歯肉の変化
8. 骨隆起
9. アブフラクション
10. 知覚過敏
11. X線写真上の変化
12. 筋電計によるモニター
13. オクルーザルスプリントによる診断