テンポラリークラウンの目的と作り方(冠橋義歯)

この記事では、テンポラリークラウンの目的についてまとめていきます。

テンポラリークラウンの目的

テンポラリークラウンは支台歯形成した歯に次の来院時までにつけてもらういわゆる「仮歯」のことです。

「仮歯」には実は10個の意味があるんだよと言いたいのが今回の記事です。

4つの大きな意味と10の細かい意味

10個の意味が有るとは言いましたが大雑把にいうと4つの意味があります。

4つの大きな特徴は

「保護、保隙、機能回復、確認」の4つです。

でも保護って何の保護?、保隙ってどこを保隙するの?、機能回復って何の機能?、確認って何を?と思いますよね。

そこで10の意味が出てきます。

 

●保護

支台歯の保護、歯周組織の保護、歯髄の保護

●保隙

隣在歯の傾斜防止、対合歯の挺出防止

●機能回復

発音機能の回復、咀嚼機能の回復、審美機能の回復

●確認

最終補綴物の形態の確認、治療計画の確認

 

テンポラリークラウン1つとってもこのようにいろいろな意味があるんですね。

テンポラリークラウンの作り方

テンポラリークラウンは3つの作り方があります。

直接法、間接法、直接間接法の3つです。

直接法→即時重合レジンをこねて、口腔内で餅状のときにかたちをなんとなく合わせて、口腔外で形態修正して装着。来院回数は1回。

間接法→印象をとって模型上で作る。来院回数は2回。

直接間接法→支台歯形成前に印象をとり、支台歯形成したあと、印象体に即時重合レジンを流し、支台歯形成前の歯冠形態を再現する。印象をとる手間はかかるけど、正確なものができるし、来院回数は1回。