オッセオインテグレーションについて

オッセオインテグレーションは定義を必ず覚えましょう!

オッセオインテグレーションの定義

オッセオインテグレーションとは光学顕微鏡レベルで,インプラントと代謝している骨組織のとの間に少しの軟組織の介在もなく接触し,その状態が維持されていること。

 電子顕微鏡レベルでは、チタンと骨は直接接触しているわけではなく、50nm 程度の厚みを持つ無構造層を介して幼若なコラーゲンが存在し、この層がチタンと骨の接触には重要と考えられている。この無構造層はCa結合能と細胞接着能に関係するフィブロネクチン、オステオカルシンと才ステオポンチンなどが重要であることが示唆されている。

チタンはオッセオインテグレーションが生体内で起きる材料なので、インプラント体にはチタンが使われていることが多い。

インプラント体のに使われるチタンは開発当初は機械研磨した(machined surface)のものが使われていたが、オッセオインテグレーションを早めることができる表面を粗造化(rough surface)したものやハイドロキシアパタイトコーティングされたものが使われている。

粗造化にはチタンプラズマスプレーコーティング、サンドブラスト処理、陽極酸化処理といった方法があります。

 

参考)バイオインテグレーション

分子レベルで(結晶レベルで)コーティングされているハイドロキシアパタイト(HA)と骨が結合されていること。

→利点 早期に確実に骨結合する。

欠点 ハイドロキシアパタイト(HA)とチタンの結合のほうが弱い。

→この欠点が強いために最近はHAでコーティングされていないインプラント体の方が主流である。